親ガチャ論争 背景推察
昨今やはりの親ガチャ論争・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
親ガチャとは
子どもの立場から「親は自分では選べない」「どういう境遇に生まれるかは全くの運任せ」と述べる表現。ソーシャルゲームにありがちなキャラクター入手方法(いわゆるガチャ)になぞらえた言い方、、
つまり、親の財力、知能が良ければ当たり
反対はハズレという考え方で、努力とかの力を無効化するベクトルなんですね。
これの基になったのは、推論するに、以前紹介したマイケルサンデルの「能力主義は正義か?」という論争だと考えてます。(主観)
サンデルの視点はアメリカでは、エリートに対して、自制や謙虚さを促す論調でしたが、日本では
階層構造の固定化による無力感を表現する論調に変わったのだと私は考えてます。
この親ガチャ論争が流行る背景の理由のひとつは
やはり世襲政治家の学歴及びレベルの低さでしょう。
例えば、前総理の安倍さんは成蹊大学です。
推定偏差値60ぐらい。
そして自民党のホープとされる小泉進次郎氏は関東学院大学、推定偏差値50〜55くらいです。
偏差値が人生の全てではありませんが、偏差値=知識量&知識を入れる頭の容量ととらえるならば国政を預かる政治家にふさわしいかはなはだ疑問です。また、この程度の政治家に仕える東大卒のエリート官僚達もバカバカしく感じるでしょう。
また、がんばってイイ大学に行こうとする学生諸氏達も、「所詮は家柄か〜」と諦観してしまうのは容易に理解できます。
つまり日本全体に学習性無力感や閉塞感が生じ、格差の拡大と相まって上記論争に説得力が備わってきたのだと思います。
以下、参考