【悲報】日本さん、太平洋戦争からなにも進歩してないwww
・大和計画とオリンピック
大和計画、簡単に言うと、いわゆる最大級の戦艦を作り、仮想敵国のアメリカと艦隊決戦に一発勝負するという諸前提のもとに計画されたものです。
ざっくり言いましたが、これは日露戦争でバルチック艦隊を完膚なきまでに粉砕した日本海海戦の成功体験が尾を引いていたのが要因があります。(諸説ありますが)
しかし、海軍首脳の中には反対あったようですが、いわゆる一度決めた計画中の案件は引き返せないという、あるあるのような現象が軍部内にありまして、結果、大和、武蔵とバカデカイ戦艦を二隻造り、挙げ句、運用の下手クソも相まってたいした戦果を挙げず海の藻屑となりました。
今、現在、東京オリンピック2020計画は
同じような轍を踏んでるを踏んでる感じですね。
オリンピック開催決定後から
①エンブレム問題
②国立競技場の計画案のすったもんだ
③コンパクト五輪のはずが予算の増大
④森さんの女性蔑視発言
挙げたらキリ無いですが、現状コロナの感染拡大が収まらない中、五輪開催にこだわる関係者は戦前の大和艦隊計画、つまり一度決めたらやめられない論を唱えていた当時の軍部組織のDNAを引き継いでるのでは、と感じるのは個人の感想なんですかね?
なんか、日本国民として情けないような悲しいような複雑な感情です。
※追記
上記現象においては経営学、経済心理用語のコンコルド効果やサンクコスト効果の影響もあると思います。
コンコルド効果
事業を続けても利益が見込めないにもかかわらず、それまでの大きな投資が無駄になることを惜しんで事業をやめられない状態になること。超音速旅客機コンコルドの事業失敗が名前の由来です。埋没費用(サンクコスト)効果とも言います。